新たな同盟国増加!飛騨高山ウイスキー同盟
ウイスキーの原酒は蒸溜後、長い時間を「樽」の中で過ごすことはご存知かと思います。
そしてその長い熟成過程の中で「樽」が持つ本来の味わいや香りがウイスキーに移り、色も無色透明から琥珀色に変化します。
具体的には、「樽」がどんな木材で造られたかだけでなく、ウイスキーを入れる以前に『どんなアルコールの熟成で使用されていたか』によっても、
ウイスキーに付与される香りや味わいが異なり、深みの変化が生じます。
例えばバーボンやシェリーといった業界では王道のものから、ラムやビールなどを入れていた樽といったものまで、
原酒製造後にも非常に奥深い世界があるのです。
飛騨高山では、現在、地元産ワインを造ろうと、ぶどう造りから試行錯誤されている事業者がでてきており、白も赤も地元産ワインが楽しめる地に進化している最中です。
そうであるなら、そのワインをヒダバレルで熟成していただき、その後当蒸溜所のウイスキーをその「樽」で熟成させていただくことで、
『さらに飛騨産の風味と想いが重なったワイン樽熟成のウイスキーが味わえるじゃないか!!』
「なんと楽しいモノづくりだろう」ということで、さっそく協力を打診し、先日、夢に向かっての第一回懇談会が開かれ、2国の”同盟加入”が無事に成立致しました(笑)
写真は、右から順に
・ヒダバレル(日進木工) 北村社長
・飛騨高山ワインアポセカリー 石上さんご夫妻
・木戸脇果樹園 木戸脇さん
・飛騨高山蒸溜所(舩坂酒造店) 有巣
新たな飛騨の匠たちが個々の夢の実現を目指しつつも、切磋琢磨しながら情報交換や連携を深め、さらに新たな飛騨の価値を創造していく。
今からとてもワクワクした気持ちで一杯です。
どうぞ皆様、これからの各社の展開と合わせて、相互連携も楽しみにしていてくださいませ!